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こんにちは。
ネパールに入国して一ヶ月が経過しました。
2025年4月中旬にアンナプルナサーキットトレッキングというトレッキングに行ってきたのですが、素晴らしいトレッキングだったのでご紹介したいと思います。
毎日キレイでしたねー、またいつの日か再チャレンジしたいものです。

まずはアンナプルナサーキットトレッキングの概要からご紹介します。
アンナプルナサーキット・トレッキング概要
場所
ネパール中部、アンナプルナ山群を一周する人気のヒマラヤ・トレッキングコースです。
距離・日数
- 距離:160〜230km(ルート選択により変動)
- 所要日数:通常12〜20日間
最高標高
- トロン・ラ・パス(5416m)
標高5000mを超えるため、高山病への注意が必要です。
特徴・魅力
- 世界第10位の高さを誇るアンナプルナⅠ峰(8091m)をはじめ、ダウラギリ(8167m)、マナスル(8163m)など8000m級の山々を間近に眺められます。
- グルン族やマナン族など、地域ごとに異なる民族文化やチベット仏教文化を体験できます。
- タトパニでは天然温泉も楽しめます。
- 高山の湖、渓谷、棚田など、多彩な自然の景観が魅力です。
ベストシーズン
- 春(3〜5月):花が咲き、天気が比較的安定
- 秋(9〜11月):最も天候が安定し、空気が澄んでいて眺望が良い
主なルートの流れ
- カトマンズもしくはポカラからバスでベシサハールへ移動
- ベシサハールからスタートし、徐々に標高を上げながらマナン(3540m)で高所順応
ベシサハールからスタートしなくても、ジープで先の村まで行くことも可能 - トロン・ラ・パス(5416m)を越え、ムクティナートを経由
- ジョムソンからポカラへバス移動する人が多い
実はその先のタトパニなどの温泉がある村も良いのでおすすめ
宿泊施設
- 各村に点在するロッジ(ティーハウス)を利用
- 簡素ながら清潔で、食事もロッジ内で提供されます
費用目安
- ソロトレッキングの場合は1日2−3000円必要(高地になるにつれて食べ物が高くなります)
ダルバートというネパールの定食みたいな食べ物だとおかわり無料なので、ダルバートがオススメです。
トレッキングルート上はピザやスパゲッティなどの洋食もあります。


必要な許可証
- ACAP(アンナプルナ自然保護区許可証)
アンナプルナサーキットトレッキングの実際のところ
難易度に関して結論から言うと、結構簡単なのではないかなと思います。多少のトレッキング経験があれば行けると思います。
道中ではアンナプルナサーキットはイージだぜと言ってる多くの人に出会いました。
※この発言をしていたのは西洋人トレッカーが多かったです
ただ、イキりたくて「アンナプルナサーキットはイージーだぜ」と言っているような感じもするので要注意です。
なぜアンナプルナサーキットが簡単だと言われているのかいくつかのポイントを紹介したいと思います。
- トレッキングの道中には多くの宿がレストランがあり、休憩したいときに休めます。1日3時間くらい歩いて次の村で泊まることも可能です。自分の体調に合わせて好きなところで宿泊可能です。
基本的にはルート上の村には電気も通っており、個室に泊まれるので快適です。

- トレッキングルート上では英語が通じるのでコミュニケーションで困ることはあまりありません。
村人全員が英語を喋るわけではありませんが、世界中からトレッカーが来るので英語を喋る人を探すのは簡単です。多くの人が英語を喋ります。
ネパールではソロトレッキングは禁止という情報もネット上で見かけますが、実際の所アンナプルナサーキットでは2−3割はソロトレッカーでした。
許可証(3000ルピーで入手可能)さえ入手すれば問題なくソロでもトレッキングできます。許可証はカトマンズでも、ベシサハールでも入手可能でした。
ここまで簡単である所を説明しましたが、標高4000m以上を歩き回るので危険は付き物です。
トレッキング中にティリチョレイクという4,919mの湖へ行きました。4月上旬の湖は完全に凍っており、世界有数の高所にあるエメラルド色の湖を見ることは出来ませんでしたが、きれいな場所でした。

ティリチョベースキャンプからシュリカルカという村へ歩いている途中に死んでいる韓国人の方を見かけました。
後から話を聞くと、彼は高山病になり、彼についていたガイドはヘリコプターにて帰ることを勧めたが金額の問題で彼は馬に乗って低地の村まで行くことを決意した矢先に亡くなってしまったそうです。
心臓病的なものを併発して亡くなったのではないかと推測されていました。
トロン・ラ・パスでは半数近くの人が高山病のために具合悪そうにしていました。
短期間に一気に登る人が高山病になりやすいみたいです。ゆっくり行きましょう。
準備編
装備は全てカトマンズで揃えました。
靴、ダウンジャケット、トレッキングポール等々日本で買うよりもかなり安く入手出来るのでネパールで買うのが良いですよ。(勿論ネパールクオリティではありますが、登山靴やトレッキングポールなども壊れることはありませんでした)
僕は寝袋を持っていきましたが、無くてもなんとかなると思います。持っていない人も沢山いました。
ただ、今思うと寝袋を持っていて良かったなと思うような寒い状況がたくさんあったような気がします。
寝袋を持っていない友人はティーハウスから沢山ブランケットを借りていました。

さいごに
トレッキング上のいくつかの村にATMはありますが、お金を引き出せるとは限らないので多めに持つことを勧めます。
1日2-3000円かかるので、トレッキング日数分+1万円ぐらいあると心強いかと思います。山奥へ行くと街へ帰ることも困難になるので沢山お金は持ちましょう。
ベシサハールからアッパーピサンぐらいまではそこの宿でご飯を食べれば宿代無料で泊まらせてくれるティーハウスが多かったです。
トレッキングルート上では「Do you like smoke?」と声をかけてくる人達がたまにいます。70歳くらいのおばあちゃんプッシャーもいました。ツーリストに販売しながら夫の医療費の足しにするために売っているそうです。
色々な人がいます。
