バックパッカーでもアラブ首長国連邦(UAE)は楽しめるのか?5日間ドバイとアブダビ滞在記

アラブ首長国連邦
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こんにちは。

先日やっとインドから脱出しました。我ながら長かったです。

スリランカ、インド、ネパールでまたインドに戻り1年ぐらいその辺で遊んでいました。パキスタンにも行きたい気持ちもありましたが、如何せんマサラに飽きてしまいました。

というわけで、ケニアに行くついでに5日間ほどアラブ首長国連邦に滞在したときの話です。

アラブ首長国連邦はバックパッカーでも楽しめるのか?気になる物価情報

まずは気になる物価情報ですが、アブダビのドミトリー宿で一泊1500円ほどでした。

ご飯は大体ハンバーガーやケバブラップみたいなもので400円〜くらいです。

UAEは9割が移民(出稼ぎ労働者)という不思議な国で、インドやパキスタン、バングラディッシュなどの南アジア人系レストランが至る所にあり意外と安価な価格で食事することが出来ます。

物価自体は日本と同じようなイメージでしょうか、観光地を除けば生活費自体は日本よりも安く済むと思います。

アブダビはバックパッカー向けではない?

僕はインドのアーメダバードからアブダビへと飛びました。当初はイランに行く予定でデリーの大使館でビザまで取得し航空券も予約したのですが、アブダビからイランに飛ぶ飛行機がキャンセルになり、手元に残ったアブダビ行きのチケットを使うことになったのです。

結論から言ってしまえば、アブダビへは行かなくても良いと思います。僕の人生で今後行くことはないのではないでしょうか。アブダビに行くくらいならドバイに行ったほうが良いです。

バックパッカーであればアブダビに行くよりドバイに行ったほうが面白いです。

アブダビがバックパッカーに不向きな理由

  • 無駄に広々としている: 石油が豊富に取れるというアブダビは、労働の街という印象が強く、物価も高めです。車必須の街構造なので、徒歩での観光は正直しんどいと感じました。
  • 見どころがモスクぐらいしかない: 主要な観光スポットがシェイク・ザイード・グランド・モスクくらいに集中しており、バックパッカーが時間をかけて巡るような魅力は少ないかもしれません。
  • 安宿、安飯が少ない: ドバイに比べて、バックパッカー向けの安宿や安価な食事の選択肢が圧倒的に少ないのもネックです。

ちなみに、アブダビを腐してはいますが無料で入れるシェイク・ザイード・グランド・モスクは素晴らしかったです。一見の価値あり。

ドバイは面白い

アブダビに比べてドバイは結構面白かったです。僕はインド系出稼ぎ労働者の街に泊まりましたが、ご飯がアブダビに比べて安く済みます。

僕が泊まった安宿があるエリアではごちゃごちゃと雑多な街で歩いていて楽しかったです。
普通にドバイは発展しているので、インドから移動した僕には新鮮でした。

アブダビではあまり見かけなかったアフリカ系の移民達も沢山いて、黒人のお姉さんが昼間からえっちなマッサージの客を路上で捕まえている光景は感慨深いものがありました。

沢山コーヒーショップがドバイにはあるのですが、どこのお店もアフリカンの女の子がシーシャを吸って入口に座っています。どことなく怪しい雰囲気を放っており、明らかにただのコーヒー屋さんではないことがすぐに分かります。

アフリカ人向けのキャバクラみたいなものらしいです。

でも「発展したインド?」

ドバイは1990年頃から石油に頼らない街づくりを進めてきたため、「砂漠の未来都市」とも言える発展を遂げています。ガラス張りの高層ビル群、そして世界一高い建築物であるブルジュ・ハリファなど、その近代化ぶりは東京よりも進んでいると感じる部分が多々ありました。

しかし、二日目にして僕は思いました。ここは「発展したインド」でしかないと。

UAE国民は全体の1割しかおらず、残りの多くは出稼ぎ労働者たちが暮らすこの国は一体何なのだろうか。そんなことを考えるには、UAEに滞在した5日間は十分な時間でした。これ以上は長く滞在したくない、そんなことを思いつつ次の国へと移動しました。

ドバイの街には服、家電、エレクトロニクス、車など、多くの物が溢れ、今の僕には無用の品物で世の中が埋め尽くされています。ショッピングには良い街だと思います。実際、ドミトリーで一緒だった多くのインド人はショッピングを楽しんでいましたね。
電化製品はインドで買うより安いらしく、アップルウォッチなんかは一万円ほどお得になるとか。

まとめ

アブダビは行かなくても良いけれど、ドバイは意外と面白く、移民を受け入れるという国のあり方に関して深く考えさせられる、不思議な国でした。 バックパッカーにもおすすめできる、一見の価値がある場所ですよ!

1日3000円もかからずに生活することも全然可能です!

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