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インドネシア‐バリ島の最高峰アグン山に登ってみた
ここ最近はインドネシアのバリ島で日々サーフィンの練習をしております。お金も対してかからずに適度に体を動かしながら綺麗な海で遊ぶサーフィンというものにハマりました。今後世界中の色んな場所で出来たら良いなーと企んでいます。
そんな最中、ホステルで一緒だったドイツ人からバリ島最高峰のアグン山登山に誘われて行ってきましたのでその時の情報共有です。ガイドを雇わずに二人で日帰り登山で行った情報です。
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Wikipediaによると、
アグン山(アグンさん、インドネシア語: Gunung Agung)とは、バリ島の北東部に位置する成層火山である。標高は3,014mで同島で最も高く(3,314m表記もみられる)[2]、国内に14座ある3000m級の火山のうち11位の高山である。名前も「最高」を意味し[3]、古くより聖なる山として崇拝の対象で、周囲にはバリ・ヒンドゥーの寺院が多い。
バリの人々はアグン山に神様がいると信じており、神聖な山なのです。フォルムは富士山に似ていますね。Wikipediaによると標高3,014mですが色々な情報がありどれが正しいのか僕にはわかりませんでした笑
頂上に置いてある看板には3,142mと表記されています。
アグン山の登山ルート
アグン山の登山ルートは主に2通りあるようです。僕らが今回登ったのは1番目のルートですが、2番目のルートが人気なようです。
- The Pura Besakih ルート –標高1200m程度からスタートする長距離ルート。少なくても8時間程度必要らしく、 あまり人気ない方のルートらしい。今回僕が登ったのはこのルート。
- The Pura Pasar Agungルート – 最も短く人気のあるルートです。標高差1,500mほど。登り3-4時間、下り2-3時間必要みたい。
ただし、本当の頂上にはたどり着けないみたいです。2017年の噴火で頂上へのルートが破壊されてしまったそうです。代わりに誰も気にしないほど本当の頂上に近いピークへ登頂出来ます。僕が別ルートで登った際はこっちのルートの人々がどこに出てくるのかわからなかったです。見えなかった。
僕の場合は登りに4時間、下りに3時間で途中や頂上での休憩時間も含めて8時間半程度かかりました。3000m級の登山久しぶりだったのでめっちゃ疲れました。
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まずはPura Pengubenganという登山口のお寺を目指します。僕らはデンパサールからレンタルバイクで約2時間ほどかけてこのお寺にたどり着きました。大きい駐車場があります。
運転出来ない方のために、バリには色々なツアー会社があるので送迎付きツアーも沢山ありますよ。数百あるその辺のツアー会社で登山も扱っていると思います。夜中に出発して朝日を見るツアーが人気です。今回僕らが登ったときも朝日を見て降りてくる人達が多かったです。
ガイドなし登山の入山料
ホステルにてローカルのインドネシア人数人に確認した所ガイドなしでも登れるとの情報で、インターネットで調べた所もガイドなし登山可能との情報が多かったので入山口まで行ってみましたが、ガイドなしの場合入山料一人500,000 IDR (約5,000円)必要でした。
ただし、交渉次第で多少金額増減するように思えました。
入山口手前に管理人さんが待機している小屋があり、前を通った所を呼び止められました。
「ガイドなしでは登らせない」 と言われます。インターネットやローカルの人から聞いた所によるとガイドなしでも登れると聞いたよと答えた所、何でも1ヶ月ほど前にアメリカ人が登山中に死亡したそうで、バリ島政府から管理人さんが怒られてしまったそう。2024年8月上旬はガイド無しでは入山させられないと言われます。調べてみた所この事件の記事は見つかりませんでしたが、確かに数人の方が亡くなっているという記事がいとも簡単に見つかります。
何とか登らせてもらえないかな?と管理人さんに相談すると今からこのエリアの役人を呼ぶから待ってろと言われ、電話して5分程度で役人がバイクで現れました。交渉慣れした推定35-40歳程度の役員の彼の言うところによると我々には3つの選択肢があり、
- 今からガイドを雇う 150USD
- 一人750,000IDR払ってガイドなしで登山する
- 諦めて帰る
というもの。ローカルの人はガイドなしで登って良いが、外国人は皆ガイドを雇っているとのこと。
結局2番のガイドなしの値段交渉をして最終的に一人当たり500,000IDR (約5,000円)支払うことで入山させてもらえることになりました。
入山口の感じから詐欺師では無く本当に役人なのだと思いますが、こういった交渉事ではインドネシア人というのは何とも胡散臭いものです笑
登山中にガイドなしで登っていた外国人とは3組ほどすれ違いました。
登山道
先ほども書いた通り、僕らは登りに4時間、下りに3時間を要しました。人によっては登り5-6時間要することもあると思います。
勾配も急で中々厳しい山でした。勿論登山なので危険は付いて回るのは前提として、特に滑落するような危険な場所というのは無いように思えました。ただし所々滑りやすく、転ぶ危険は多かったですね。亡くなった方も頭を打ってしまったらしいので要注意です。
最初の熱帯林ゾーン2時間程度歩くとキャンプサイトに出ました。そこから少し進むと岩山ゾーンに入ります。そこから1時間半ほど歩くと頂上付近に到着し、本物の山頂に向かってピークを渡り歩きます。
普段日本で登山を楽しんでいる方は問題なく登れると思います。
登山素人の方にはオススメ出来ません!
このルートで登っていた(すれ違った)のは全部で15組ほどで、約10組はインドネシア人のグループでした。外国人観光客が多いと思っていたので意外でした。
キャンプサイトにはテントが10張ほどあり、ローカルの人がたまたま食事中で食べ物を恵んで貰いました。
話しているとテントに今日泊まっていけよとまで言ってくれました。僕らの予定の都合上泊まりませんでしたが、こういう出会いは嬉しいです。
頂上付近の3箇所のピークを歩く。一番奥から火口が見えます。
火口。絶景です。ちょくちょく小さな煙が上がっているのが見えます。
オフラインマップのススメ
今回登ってみて思いましたが、オフラインマップがあった方が良いです。僕は日本ではYAMAPを使用していますが、YAMAPではアグン山の登山ルート入りの地図がないので”All trails”というアプリを使用するのが良さそうです。7日間の無料お試し期間もあります。 Agungと検索するとアグン山を見つけられます。
登る分には迷わないと思うので、最悪YamapのGPS経路をONにしておくと良いと思います。登頂後に下る際に岩山ゾーンで迷う可能性があります。
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日本の山のように途中に山小屋がなく、水や食べ物を購入することが出来ないので全て持って行く必要があります。
基本的な登山道具(登山靴、雨具、レイヤー服、行動食やご飯、水、ヘッドライトなど)は必要です。
僕が登った8月上旬は晴れていて頂上でも体感23度くらいありました。終始半袖で全く問題ないほどでした。水は2.5L持っていきました。
さいごに
入山料は約5,000円ほどしますが、アグン山から見るバリ島の絶景は本当に素晴らしく十分に払う価値があると思います。
余談ですが、登山後に帰ろうとした所、友人のバイクのバッテリーが上がってしまいエンジンが掛からなくなってしまいました。登山口という山の中にて真っ暗になる中、人々の助けを借り3時間ほどかけて対処しました。スターター用のバッテリーや工具を持ってきてくれた管理人さんを始め現地人登山者には感謝しかありません。そんな状況の中、夜9時頃の標高1200mのPura Pengubengan駐車場で見た星空は大変美しく、トラブルで深まった現地人との仲はかけがえのないものです。こういう時に旅をしていて良かったと思えます。
バッテリー上がりの原因は不明ですが、恐らくエンジン停止後にOFFにすべきものをONにしたまま登山に出かけたのだと思います。
もしバイクを借りる際はキックスターター付きの物を借りると良いと思います。
最近の新しいスクーターはキックが付いていないことが多いようです。
そんなことがあったアグン山ですが、絶景で良い山なので時間がある方はぜひ登ってみてはいかがでしょうか!
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