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インド人と7日間一緒に旅した話②
前回の記事に引き続きインド人のO君と旅した話です。前回の記事はこちら!
7日間も一緒に居るとそれなりにお互いが理解出来るようになります。無言でいても苦ではありませんし、インド人特有の距離感の近さが心地よくもあります。予め言っておくと僕は彼のことが嫌いではありません。かと言ってそんなに好きでもありませんが。
そんな中でムカつくことのひとつは最後まで話を聞かないことでした。
これは彼の特徴というか恐らく多くのインド人に当てはまる特徴だと思います。
彼はとにかく最後まで話を聞きません。こちらが話している途中で会話中の一部のワードを切り取って勝手に解釈した後にいきなり喋り出しては話が別の方向に逸れていきます。これは軽く10回以上あったのでこちらとして非常に不快でした。自信満々に的はずれなことを言ってくるのでウザくてしかたなかったです笑
ほんの一例ですが僕がビリヤニを手で食べていた時のこと、僕の食べ方がぎこちなかったのでしょう。
彼はこうやって食べるんだよと教えてくれました。
「こんな感じ?」と言いつつ真似してみるもどうも違うようで彼は納得しません。
米料理を手で食べたことがある方ならわかると思いますが、スプーンと違い手で食べる場合は指先に米を乗せて唇と前歯と指先を使って米を口の中に入れる必要があります。しかも日本米と違いパラパラしているのでおにぎりのようにはいきません。
スプーンの場合は丸ごと口に放り込むので良いのですが、手の場合は口に手を放り込む訳にはいかないので、米を指先から吸い込むように口に入れる必要があります。
手で食べるのにも作法ががあるのかとこの時知った僕はふと会話のつもりでスプーンと違い手で食べるのは意外と難しいという話をしました。
そうすると彼は途中で話を遮って話だし、「スプーンは金属で口の中に当たるから手で食べるのが一番良いんだよ。スプーンは体に良くない。」と言ってきます。
僕が話したかったのは手で米料理を食べるのは意外と難しいという話だったのですが、こんな感じで話が意図しない方向へどんどんズレていきます。これが本当によくあります。
とある町で1日観光ツアーに参加したことがあります。参加者は僕と一緒にいるO君の他3名のインド人観光者という組み合わせでした。
彼らの会話を見ていてもお互いがいきなり途中で話し出すので、たぶんインドではそういうもんなんだと思います。(カオスな場面を想像するかもしれませんが、そんなことはなく見ている分にはそれはそれで調和が取れています)
勿論こちらの話を最後まで聞いて、理解しようと努めてから話す人も沢山いますし、どこの国にも良い人もいれば悪い人もいます。
こんなムカついたことを書いている僕が言うのもなんですが、インドにも良い人は沢山おり、素晴らしい国です。
素晴らしさとクソさの入り交じるインドという国は何とも飽きません。
次回の記事はこちら!