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こんにちは。
2025年9月上旬にエジプトからトルコに飛びました。カイロからアンタルヤへ。
エジプトで出会った人からトルコは物価が高いと聞いていましたが、行ってみると確かに物価が高い。そんな思い出の街アンタルヤ。
アンタルヤはトルコ南西部、地中海沿いにあるリゾート都市です。
青い海とビーチ、古代ローマ遺跡や旧市街カレイチが魅力。
欧州からの観光客が多く集まり、「地中海のリビエラ」とも呼ばれています。
アンタルヤはバックパッカー向けの街なのか?
僕がアンタルヤ空港に到着したのは午後11時頃だった。ホステルへ移動するにもお金が勿体ないので空港で夜を明かすことにした。どこかで寝れるだろうと安易に考えていた。
空港に到着してみると意外と寝れる場所がない。というか寝てる人もいない。
結局、空港の到着口を出ると旅行会社のデスクが50社くらい並んでいる後ろのベンチで朝まで寝ることにした。
朝5時頃にいきなり雨が降ってきて目が覚めた。何かと思ったら芝生に水を撒くスプリンクラーがこちらに向けて水を放出していた。旅行会社のトルコ人が目を覚ました僕に「What is your problem ? why you sleeping here?」と聞いてきた。
見たらわかるだろ!朝まで寝てるんだよ!とムカついた。
トルコは発展していることに驚いた
トルコのことを行く前はトルコのことを中途半端な新興国というような謎のイメージを持っていた僕ですが、行ってみると普通に発展していて驚きました。
どんな所に発展を感じたかというと、綺麗で新しいドイツ車が沢山走っていること、建物が新しく綺麗であること、インフラが整備されている所です。都市景観が先進国と遜色ないように思えます。
また、レストランで外食する際の金額にもショックでした。個人あたりのGDPが日本の半分以下であるこのトルコで外食費は日本と同等かそれ以上なのです。物価というのは興味深いです。

アンタルヤのバス停の中にあるショボいレストランで食べたこの写真のご飯が1,700円ほどでした。アンタルヤのカフェでコーヒーを飲むと700円ほどかかります。スーパーを覗くと食材自体は安いのですが、外食が高いです。
ホステルも安くても一泊2,000~2,500円くらいかかります。
アンタルヤの街並みは綺麗だけれど、僕が感じたのは





僕がショックを受けたのは、人々が少し冷たく感じられたことだ。
実際に冷たいわけではないのだが、経済が発展すると人々の暮らしは個人主義へと移行していく。貧しい社会では、家族や地域の人々が互いに助け合わなければ生きていけない。だからこそ、日常の中で直接的な優しさが自然に生まれる。
しかし、昭和から平成、令和へと移り変わった日本でもそうであったように、社会が豊かになると優しさの形は変わっていく。誰かが直接手を差し伸べなくても、人は生きていける。合理的に自分のことだけを気にかけて暮らしていても、食べ物に困らず、生活を支える仕組みが整っているのだ。豊かなインフラや社会保障制度は、目に見えにくいけれど、社会全体の「形を変えた優しさ」なのだろう。
南アジアやエジプトを旅してきた僕にとって、トルコはまさに途上国から中所得国へと移行しつつある場所だった。その変化は、人々の優しさが直接的なものから少し距離を置いたものへと変わっていく姿にも重なって見えた。
よく海外旅行に行った人が「途上国の人は優しかった!日本人は冷たい!」と口にするのを耳にする。僕もその感覚には共感するが、それは単に比較の問題ではなく、生活の貧しさが背景にあるのだと思う。年金や医療保険、社会保障制度が存在しない国々では、人に優しくし、協力することが生きるための知恵になる。
だからこそ、そうした「直接的な優しさ」が僕は大好きだ。それは心に深く刻まれ、忘れがたい温かさを残す。アンタルヤの豊かな街並みに立ったとき、ふとあの途上国の人々の素朴でまっすぐな優しさが、無性に恋しくなった。

さいごに
アンタルヤは綺麗なリゾート地だった。物価が微妙に高く、無職には厳しいので僕はあまり好きではないがリゾートとはそういうものなのであろう。
カップルや家族旅行なんかには適しており、トルコ国内やヨーロッパから多くの人が来ていた。
微妙に居心地の悪い僕は2泊して他の街へと移動した。
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