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こんにちは。
広大なサバンナで繰り広げられる野生動物たちのドラマ。息をのむような大自然に包まれ、動物達とそれを追いかけ回るジープ達――。今回、私が訪れたのは、ケニア・マサイマラ国立保護区。長年の夢だったジープサファリの体験は、想像を超える感動の連続でした。
実は、イランへの渡航計画が変更になり、急遽ケニア行きを決めた私。まさかこんな素晴らしい出会いが待っているとは思いませんでした!
この記事では、まだマサイマラのジープサファリを体験したことのないあなたへ、その魅力と、私自身のリアルな体験談を余すところなくお伝えします!
というわけで、初めていきましょう!
ケニア・マサイマラジープサファリツアーに行ってきた!
マサイマラ国立保護区ってどんな場所?
マサイマラ国立保護区(Masai Mara National Reserve)は、ケニア南西部に位置する、まさに『野生の王国』。見渡す限り広がる黄金色のサバンナは、私たちがイメージする『アフリカ』そのものです。ここには、誰もが一度は見てみたいと願うビッグファイブ(ライオン・ゾウ・ヒョウ・バッファロー・サイ)はもちろん、チーター、キリン、シマウマ、ヌーの大群、ダチョウ、そして色鮮やかな鳥たちなど、数えきれないほどの野生動物たちが息づいています。
ケニアの首都ナイロビからは車で約6時間。国境を越えれば隣はタンザニアのセレンゲティ国立公園という、まさに大自然のど真ん中に位置しています。
特に、毎年7月から10月頃に繰り広げられるグレートマイグレーション(ヌーの大移動)は、この地の最大のハイライト。100万頭を超えるヌーとシマウマが、マラ川を渡って移動する様は圧巻の一言。その迫力は、世界中の写真家がシャッターチャンスを狙うほど!まさに地球が作り出す奇跡の光景なんです。


マサイマラ国立保護区への行き方・ツアー参加の方法
僕が利用したのは、ナイロビにある日本人旅行者に人気の宿、「ニューケニアロッジ」でのツアー予約です。ナイロビのCBDエリアは注意が必要と言われることもありますが、この宿は、旅慣れたバックパッカーにはおなじみの、温かい雰囲気のある安宿です。
すごく適当なことを書くとネット予約とかなく、直接行って泊まらせて貰うタイプの宿です。
1泊シングル個室が1,000シリング(約1,100円)とお手頃で、宿泊者以外でもツアー予約ができるのが嬉しいポイント。オーナーの人柄も良く、僕のイチオシの宿です!
さて、気になるツアー料金ですが、7月中旬のグレートマイグレーションの時期で、2泊3日のジープサファリツアーが400USD(日本円で約59,000円)でした。正直、バックパッカーの僕にとっては決して安くない金額です。しかし、この後に続く体験を考えれば、費用以上の価値があると断言できます!
ちなみに、3泊4日のツアーは700USD。ツアー料金は予約会社によって大きく異なるので、現地の旅行代理店で直接申し込むのが一番お得な場合が多いです。ただし、英語での交渉に自信がない方や、事前に手配しておきたい方は、安心のネット予約も選択肢に入れるのがおすすめです。

気になるジープサファリツアーの内容はこんな感じ
気になるジープサファリツアーの具体的な日程と内容をご紹介しましょう。
【2泊3日ツアーの内容(私のケース)】
- 1日目:
- 朝7~8時頃にナイロビを出発し、約6時間のジープ移動でマサイマラ国立保護区入口付近のロッジへ。道中の景色も楽しめます。
- 到着は午後3時過ぎ。この日はロッジでゆっくり過ごすか、追加料金を払って夕方のサファリを楽しむかを選べます。
- 2日目:
- 朝7時頃、いよいよ本格的なサファリツアーへ出発!
- 広大な保護区内をジープで巡り、野生動物を探します。
- ランチはサバンナの真ん中でピクニック!
- その後、ワニやカバが生息するマラ川沿いを散策。
- 再びジープサファリを楽しみ、夕方5時頃にロッジへ戻ります。
- 3日目:
- 朝、近くのマサイ族の村を訪れ、歓迎ダンスや伝統的な生活を見学。
- その後、ナイロビへジープで戻ります。
このツアーには、食事(1日3食)、宿泊費、移動費、マサイマラ国立保護区の入場料が全て含まれていました。チップや個人的な買い物(ビールやお土産など)以外で、追加費用は基本的にかかりませんでした。
【知っておくと良いこと:料金システムと注意点】
- 入場料の仕組み: マサイマラ国立保護区の1回あたりの入場料は200USDと高額です。私のツアーでは、サファリを最大限楽しむために、2日目のみ保護区内に入るプランを選びました。
- ツアー内容の多様性: 驚いたことに、同じジープに乗っている参加者でも、契約している旅行会社によってツアー内容や料金体系が異なることがあります。例えば、1日目の夕方から追加でサファリをする人もいれば、私のようにロッジで過ごす人も。現地で追加料金を支払えば、その場で参加することも可能です。
- マサイ族の村の入場料: マサイ族の村の入場料については、ツアーによっては料金に含まれていないケースもあるようです。私の場合は請求されませんでしたが、他の日本人旅行者の中には2,000円ほど支払った方もいました。これは、予約会社や訪問する村によってシステムが違うのかもしれません。
- 3泊4日ツアー: 3泊4日のプランでは、3日目にナイバシャ湖やナクル湖へ移動し、ボートツアーでフラミンゴやサイ、カバなどを見るツアーもあるようです。
旅の途中で出会った4人の日本人旅行者も、皆それぞれ異なる予約会社を利用していましたが、同じロッジに宿泊していました。予約システムが少し複雑な部分もありますが、現地で柔軟に対応できるのも、バックパッカー旅の醍醐味ですね。
ちなみに、サファリで活躍するジープは、日本ではなかなか見ることのできないトヨタランドクルーザー70系のロングホイールベース仕様。屋根が開くように改造されていて、ここが個人的な推しポイントでした!こんなユニークな車でサバンナを駆け巡るのは、まさに非日常体験ですよ。

約6万円を支払ってまで、マサイマラのジープサファリに行く価値があるのか?
この疑問、きっと多くの読者の方が抱いていることでしょう。
私の答えは、『間違いなく、その価値はあります!』
正直なところ、出発前は金額の大きさに少し躊躇する気持ちもありました。でも、ツアーを終えた今、後悔は一切ありません!むしろ、親しい人を誘って、もう一度この感動を味わいたいと心から思っています。
今回、僕達はビッグファイブ(ライオン・ゾウ・ヒョウ・バッファロー・サイ)の全てに出会うことができました!広大なサバンナを悠々と歩くゾウの親子、木陰で休むライオン、そして木の上で休むヒョウ……。彼らが「生きている」迫力を目の当たりにした時の感動は、テレビや写真で見るものとは全く違います。他に、キリンやシマウマの群れ、チーター、ダチョウ、そして色とりどりの鳥たちなど、本当に多くの動物たちとの出会いに恵まれました。
残念ながら、一番のハイライトであるヌーのマラ川渡河シーンは、今回は見ることができませんでした。野生動物相手なので、こればかりは運とタイミング。でも、たとえ大移動が見られなくても、マサイマラにはそれを補って余りあるほどの魅力が溢れています。広大な大地に沈む夕日、動物たちの鳴き声、そして澄み切った夜空に輝く満点の星。そんな一つ一つの瞬間が、忘れられない思い出として心に刻まれました。














ジープサファリで事前に知っておいたほうが良いこと
ジープサファリに行くに当たって事前の心構えとして大事だなと思うのは期待しないことかなと思っています。
動物園よりも遥かに高いお金を払い自然で暮らしている野生の動物を見に行くわけですが、見つからないこともあります。シーズンや運、天候など色々な条件の元で動物を見れたり、見れなかったりします。
僕も今まで何度か野生の動物を見るツアーに参加したことがあります。マレーシアのボルネオ島で野生のオランウータンを見るツアーやネパールのサバンナを歩いてトラを見るツアーなどなど。
でもボルネオ島でオランウータンは見れませんでしたし、ネパールで野生のトラを見ることは出来ませんでした。悲しいですが、野生相手なので仕方ありません。
その点、ケニアのマサイマラジープサファリは僕が今まで行ったどのサファリツアーよりも多くの動物達を見ることが出来ました。
野生のキリンや象などの大型動物を野生の中で見ると地球は凄いなぁと感動しました。テレビ画面やスマートフォンの画面で見るのではなく、また動物園で見ることが出来る限られたエリアで飼育されている生き物とは野生の動物たちは違うのだなと感じました。
あったほうが良い持ち物の紹介
- 防寒具: 7月のケニアって意外と寒かったです。ナイロビ、マサイマラともに夜は冷え込み長袖必須でした。夜は20℃を下回っていました。
- 虫除けスプレー: ケニアはマラリア注意なので念の為、蚊対策しましょう。7月は意外と蚊は少なかったです。というかマサイマラは意外と寒かったです。夜は長袖必須でした。ケニアの海側の方がマラリア注意らしいです。こんな感じの部屋にスプレーすると蚊がいなくなる系アイテム便利でした。おすすめです。
- サングラス、日焼け止め等の日差し対策グッズ
- 歩きやすい靴: 少しサファリを歩いたりするので
- モバイルバッテリー: ホテルで充電出来ますが、一応。
- 車の酔い止め: 必要な人は持っていきましょう。ガタガタ道を走り続けます。
- カメラ: 僕はスマホしか持っていませんが、望遠レンズのカメラがあると楽しいかも知れません。僕もどでかい望遠レンズ持って再挑戦してみたいです。
マサイ村観光はおまけみたいなものだが絶対行くべし
3日目朝から泊まっているキャンプロッジから歩いて近所のマサイ村を観光します。

歓迎のダンスで迎えてくれた後に村案内をしてくれます。
マサイ族の男たちは15歳から村の外で暮らし、5年間自然の中で生きる力を付けてオスライオンを狩りで仕留めると村に帰って来ることが出来るというエピソードを話してくれました。
40人ほどでオスライオンを狩るらしいです。もっと詳しく聞きたかったものです。
マサイ村は今まで見たことないくらいの観光村ではありましたが、初めて見るものばかりで面白かったです。




さいごに
トレッキング系のサファリとは異なり、ジープサファリは文字通り『車に乗っているだけで、大自然の感動を味わえる』手軽さが魅力です。体力に自信がない方でも、安心して参加できるでしょう。
ケニアの広大な大地で、野生動物たちと出会う非日常体験は、あなたの人生観をきっと変えてくれるはず。テレビ画面越しでは決して味わえない、五感を揺さぶる感動がそこにはあります。
このブログを読んで、少しでもマサイマラのジープサファリに興味を持っていただけたら嬉しいです。ぜひ、あなた自身の目で、耳で、肌で、この素晴らしい体験を味わってみてください!
ケニア、最高! きっとあなたもそう叫びたくなるはずです。