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こんにちは。
今回は南インド、タミル・ナードゥ州の高原リゾート「Kodaikanal（コダイカナル）」を訪れました。標高は2,225mあり、ケララ州のThekkadyやMunnarに続く避暑地巡りの一環として立ち寄ることに。
南インドの避暑地巡り｜Kodaikanal・コダイカナルに行ってみた
ムンナルからコダイカナルへは、Munnar → Theni → Kodaikanalというルートでバス移動。所要約8時間、料金は400円ほどでした。山道は狭く、くねくねと続いており、平均時速30kmほど。予想以上に時間がかかります。
Thekkady、Munnar、Kodaikanalはいずれも高原にある避暑地で、雰囲気や環境が似ています。ただ、それぞれに湖や国立公園、山などの特色があり、少しずつ違った魅力があります。
コダイカナルのバスターミナルに到着すると、観光案内の人たちが多数声をかけてきました。その中のひとつ、400ルピー（約730円）の町観光ツアーに参加してみることに。
ツアーには宿泊費込みで900ルピー（ツアー400＋ホテル500）というお得な内容。朝9時〜9時半にホテルまで迎えが来て、午後1時半までに終了する予定でした。
迎えに来たミニバスには僕とO君、そして3人のインド人旅行者が乗車。予定より早めの8:40に迎えが来たのですが、インド人たちはその時間からシャワーを浴び始め、実際の出発は9:30。こういう時間感覚の違いに文化を感じます。
観光スポットめぐり
① Coaker’s Walk（コーカーズ・ウォーク）
入場料20ルピー。眺めの良い丘沿いを20分ほど散歩しますが、この日は霧で何も見えませんでした。
② Kodaikanal Lake（コダイカナル湖）
市街地の中心にある落ち着いた雰囲気の湖。ボートにも乗れます。近くにはフラワーガーデンもありましたが、僕たちはスキップ。
③ 樹齢500年の木
道の途中で車を止めて「アレがそうだ」と言われますが… 遠すぎてよくわかりません（笑）。
④ ローカル土産スポット
チョコレート、紅茶、スパイスなどが豊富に売られています。ワインも販売されていましたが、すべてノンアルコールでした。
⑤ Pillar Rocks（ピラー・ロックス）
奇石のある名所。ガスっていて何も見えませんでしたが、リアルな動物模型などもあり、ちょっとしたフォトスポットになっています。
⑥ Guna Cave（グナ洞窟）
「デビルズキッチン」とも呼ばれる洞窟。かつて探検チームが何人も行方不明になったと言われる場所で、現在は立ち入り禁止。映画のロケ地としても有名で、一番人が多かった場所です。
洞窟自体は見えませんが、木の根が複雑に絡み合うエリアが写真スポットになっています。
この後さらに3箇所ほど巡り、ツアーは終了。夕方には霧が晴れて、ようやく綺麗な景色を望むことができました。
ツアーの感想とインド人との時間感覚の違い
ツアー内容は価格に見合った十分なものでしたが、同行者のインド人旅行者たちとの価値観や行動ペースの違いには少々疲れました。
彼らはとにかく自撮りが大好き。どこへ行っても写真を撮りまくり、1人で50枚以上撮ることもざら。特にGuna caveでは2時間も撮影していて、僕の滞在希望時間15分とは大きな差がありました。
時間に対する感覚、集団行動における協調意識など、日本人との文化の違いを強く感じた1日。正直、次回はこういったツアー参加は控えようかな、と思いました。
とはいえ、彼らの楽しみ方を垣間見ることができたのもまた貴重な経験。ゴルフ場の前で写真を撮るためだけに30分も滞在する姿は驚きの連続でした。
南インドの避暑地・コダイカナル。風景や雰囲気を楽しむには個人で気ままに散策するのが一番かもしれません。
旅行に便利な持ち物も紹介しているので、良ければ読んで下さい！
